俺の敵は俺。

性同一性障害。FTMも十人十色。
私が歩んだ道のり、手術や手続きで困った点なども記録していこうと思います。
私は決まって変わった事はしていませんが、様々な進め方の一つとして、どこかの誰かの参考になればと思います。

改名2。手続きとか。



改名しようと

動き出したのは自衛隊在職中。




やり方調べてみたら

パソコン使う感じじゃね?




と思ってネットカフェ行った。





まだ車持ち込み禁止だったし、

配属された基地が田舎だったし、




勿論、部屋には

パソコンとかないから




10km先まで

チャリンコ漕いだ。





真夏でクソ暑かったけど、

改名するのがワクワクで

心は少年だったな。





なんかだいぶ前のように感じる。






そんな思いでネカフェ着いて、

ドラゴンボール見て

幽遊白書見て

気づいたら5時間。





やる気あるのか、ないのか。






んで、目的の

申し立て書を印刷。












裁判所のHPから印刷した。






書く内容は

なぜ、改名したいのか。





とにかく、この名前だと

社会的に不便だということや、

精神的に苦痛だということを書いた。






親からもらった名前だから

申し訳ない気持ちもありながら。





あと多少、盛って書けって

友達に言われた。





脚本家になった気持ちで

書くのもコツかも知れん。






そして、この申し立て書を

自分の住民票がある

最寄りの家庭裁判所に提出。





一緒に持っていったのは、

FTMの診断書と

改名したい名前の使用実績

(手紙とか、カードとか、領収書)




改名する名前で

ホテルとか領収書切ってたけど、





俺が綺麗に取っている訳がない。






だから、服屋とかの

ポイントカードに

名前書いて持ってった。

5枚くらい。




でもあれは、日付がないと

意味ないらしい。




日付入ってたの1枚だけで

それだけ

事務官?の人がコピーしてた。




だから俺の使用実績は

武器にもならなかったに等しいかな。





出来る人は、早めに

友達に手紙書いてもらったり、

ポイントカード貯めたりすれば

武器になるよね。






急いでるなら、

手紙の中身は見ないらしいから、

切手付きで封筒渡して

名前だけ書いてもらえばいいよね。






まあ、そんなやりとりをして

最後に事務官から

面会日を指定される。






その面会日に再度、

家庭裁判所へ行って



担当の方と、

1時間程、話して面会は終了。






あーゆーところって

淡々と話してくるイメージで、




母親に絶対喧嘩腰になるなと

忠告も受けてたし、




少し身構えて行ったんだけど、

拍子抜けだった。





部屋で穏やかに

自分の事を話しただけだった。





自分は男として

生涯生きてくって旨を

とにかく主張してきた。





だから、一生懸命

自分の思いを伝えれば

大丈夫だと思う。







そして郵送で

可決か否決か送られてきた。






見る時は一応、正座してみた。



そうゆう柄でもないんだけど。





否決だったら

破り捨ててやるってくらいの

気持ちでいた。






まあ、結果は無事、可決だった。







まとめると、




H27.8.4

申し立て書を提出



H27.8.19

面会



H27.8.28

改名許可




トータル

1ヶ月かからないくらいだった。






こんな俺でも名前変える時は

両親に頭を下げた。





改名させて下さいと。






親の立場を考えると複雑だった。






でもそれも

この道を選んだ通過地点。







まあ、もし、ダメだと言われても

俺は強行突破してたな。






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