術後
俺が子宮卵巣摘出手術に選んだ術式は開腹術。
理由は1番費用が安かったから。
俺は、傷はあってもなくても気にならない。
傷は男の勲章とか言ってみる…。
手術を終え、帰国して数日。
普通に歩いたりする分には
なんも問題なかった。
ただ、寝たり起きたり、屈んだり、
床に座ったり、車の乗り降りの際には少し時間がかかったかな。
鈍痛なのかなんなのか。
腹の傷の内側がズキズキ痛かった。
傷の見た目は切り傷みたいなのが7cmほど。
すごく丁寧な先生だったらしくて、比較的、小さい傷で済んだ。
ワンピースのルフィの頬みたいにバツバツ縫われてるのを想像してたが、
腹の内側で縫い合わせてるから、表はただの切り傷。
ちょっとミミズ腫れのように
盛り上がってはいる。
だからパンツやズボンが当たると痛くて、
腰パンするか、ハイウエストで履くかしてる。
俺のハイウエストほど
見苦しいものはないが…。
薬のせいか、胃もやられたようで、気持ち悪さと吐き気があった。
これが自分はきつかった。
市販の胃薬を何回か飲んで持ちこたえ、
おかげで、苦手だった太田胃散に愛情が芽生えた。
傷には1日1回消毒とガーゼを
変えるようにと言われ、病院で頂いてきた。
防水テープは1週間。
それは通訳の人と買いにいった。
でもわりとすぐ、かさぶたになったから、
防水テープは最初の3日くらいしか
使わなかったかな。
ダメなんだろうけど。
大量に余ってしまったな。
帰国して1週間くらいしたら、
いつの間にか胃の不調も腹の痛みも落ちついていた。
今は術後、2週間と3日が経って
自分的には9割くらいは治った気がしてる。
でもどうかな。なめすぎか。
たまにクシャミして
ぐはってなるから、まだ完治まではかかるんだろうな。
身体たるみすぎて、
そろそろ、筋トレや運動をしたいー。
あと、もうちょいだけ、我慢だな。
親父が引越しの餞別として
電化製品を買って与えてくれた。
ありがてえ。
福岡いったら、しっかり働いて
福岡の名産送るかな。