俺の敵は俺。

性同一性障害。FTMも十人十色。
私が歩んだ道のり、手術や手続きで困った点なども記録していこうと思います。
私は決まって変わった事はしていませんが、様々な進め方の一つとして、どこかの誰かの参考になればと思います。

胸オペ2。失敗した事。

目が覚めると、

喉がめちゃくちゃ痛かった。


手術中、いびきをかいてたらしい。



俺どんだけって思った。

自分でも。




手術が終わって身体をみると

胸にドレーンって管がついてる。

溜まった血とか出すやつ。



俺、ロボットみたいだなと思った。




これがまた厄介で

血が出過ぎると翌日にドレーンを

抜けないとのこと。


俺は遠方だったから、

なんとしても翌日に抜いてほしかったので

痛みはそこまで感じなかったが

血を出さないことに専念した。



だから動きもロボットのように。



オイル切れて

ギコギコいうロボット。




そのロボットのまま

病院を出てホテルに行き、

翌日にまたロボットのまま

病院いってドレーン抜いて終了。



本当は抜糸は一週間後だけど

傷が綺麗な方だったので、

無理を言って抜糸して

医療用ボンドにしてもらった。



本当に御世話になった病院だった。






俺が個人的に

失敗したなと思ったことは、


手術した日に1人で

カプセルホテルに泊まった事。



まじで俺は馬鹿だと思う。



俺、彼女いるけど、

彼女には普通の倍

心配かけたかもしれない。




まず、キャリーバッグを

ロッカーにすら置けねえ。




カプセルの中に入るのも

10分くらいかかる。



たかが数センチ足あげる辛さ。



胸のドレーンが邪魔すぎて

本気で抜きたくなった。




気合いでキャリーごと

カプセルに入って死んだように爆睡。



夜は多分熱がちょっと出てた。

手術したあとは出やすいらしい。



だから暑くて

何度も目が覚める。



でも夏だったし、

クーラー?まで手が届かなかったし、

ただカプセル内で

蒸されてただけかも知れん。



他の人は熱出たのかな?



たかがコンビニで食事買うにせよ、

エレベーターのボタン押すにせよ、

当たり前が難しいから、

誰かが付き添ってくれるなら

それに甘えた方がいいかもしれない。





俺が1番きつかったのは、

トイレに行きたくても

キャリーが邪魔で起きれない事。




自業自得だけど。




キャリーが横にいると

身体ひとつ分のスペースだから

直角に腹筋だけを使って起きるしかなかった。



自衛隊行って

腹筋やらされてて良かったと思った。







これ、病院の先生が書いたブログ。

http://gid777.seesaa.net/s/article/424115619.html




貼れてるのか?

貼れてなかったら流して下さい




多分、俺のこと。




他の方だったら、

その人と友達なりたい。




国内で胸オペするなら、

本当にカプセルはやめた方いいな。





やる人いないか…。






ドレーンの写メ貼ろうと思ったけど、

爽やかなものでもないからやめます。






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胸オペ

俗に言う、乳腺摘出手術。




俺が胸オペをした病院は

東京の自由が丘MCクリニック




病院名って本当は

あまり出さない方がいいのかな

と思うけど




俺が調べた時に、

実際にどこに病院があって

どの病院がいいのか。



右も左も分からず

苦労したから

あえて出します。




なんかあったら消すからいいかな。





まあそちらの病院は

知っている方がそこでやったので

色々話を聞き、そこにしようと思った。




あとは俺の出身は北国方面。

東京までは距離がある。




本当は何度か足を運んで

カウンセリングとか受けて

術式を決めて

血液検査をして

手術なんだけど、




俺がいちばん魅力に感じたのは

メールで先生が術式を決めてくれること。




要は胸の写真を送って

術式を決めてくれるから

手術日まで病院に行かなくていい。




交通費浮くよね。

有難い。




だからそこの病院を選んだ。

ぶっちゃけ、生きやすくなるなら

なんでもいい。ただ無くなればいい。

そう思ってたから。




実際、先生は腕も良く、傷は全然残ってない。





胸オペの値段は

俺の術式はU字で 56万だった。





手術まで一週間なかったから

急いで血液検査できる病院を探した。




血液検査の内容によって

出来るとこ出来ないとこがあり、

なかなか見つからなかった。




その病院はとても親切で

本来は地元で血液検査をしなければ

いけないんだけど、


手術当日にやってくれた。




手術当日は水以外口にせず

カウンセリングを受け、説明をされ

手術開始。




上の服を脱いでパンツ一丁で

手術台に寝て看護士の方に説明をされる。




今から大きい麻酔の注射と睡眠薬の注射をします。

麻酔は脊椎にさすから痛いけど、それさえ頑張れば、目が覚める頃には手術は終わってるからね。





…前日夜中から夕方まで仕事をして

夜行バスできたから

ぶっちゃけ、めちゃくちゃ眠かった。



看護士の方の説明を聞きながら爆睡してしまい、注射の痛みにも気づかぬまま、目が覚めたら手術が終わっていた。




だから、注射が苦手な方は

あまり寝ないでいくといいのかな。




体力的に寝た方がいいのかな。




どっちかな。






まあ俺はもうちょっとね、

やっと胸とおさらばできるって干渉に浸りながら

手術に入りたかったんだけど




そんなの思う暇もなかった。




あ、終わったの?みたいな

あっけないもんでした







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自衛隊生活3



女性自衛官として



なんとかなるだろって

踏み込んだ世界。




予想以上にきつかった。





何がきつかったかはあえて

書かないけど




自衛隊って訓練ばっかで

男なイメージじゃん。



なめてた。




想像以上に

女ってカテゴリーが付きまとう。



治療を始めた自分にとって

精神ズタボロっす。





心が死ぬくらいなら

今踏ん切りをつけよう。





そこから再び辞める以降を伝えて

H27.8.3 俺は自衛官を退職した。





感謝しかない。

本当にありがとうございました。








そして辞める前に決めた事。





自衛官をただ辞めて、

また別の仕事につく。



情けない。

そして、繰り返しになる。

また性別が俺を苦しめる。




じゃあ、胸オペしよう。

改名まで終わらせよう。




決めたら意外と早かった。




金はローンを組もうと

医療ローンやローン会社

調べまくった。




金利?なにそれ。

そんなレベルの俺が

片っ端から調べまくった。



やってる内に意味が分かった。

社会勉強なった。





病院調べまくって

電話かけまくって、




とある病院で手術の予約をした。

それがH27.8.7




まさかの手術まであと一週間。



時間がねえ。








そんな胸オペは別に書きます







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